エクセルソイル

環境にやさしい新しいタイプの固化培土

エクセルソイルは農園芸資材や土壌改良剤として広く利用される天然繊維系土壌を主原料に、成形・固化した植物栽培用土です。

接着剤を使わない固化

環境のことを考え、合成樹脂系接着剤を一切使用していません。立体的網目状に融着したポリエステル繊維に培養土素材が絡んで接着された状態になっています。そのため、培養土素材の持つ特性をそのまま維持し、潅水等も通常の土壌と同様に行えます。

優れた保水性と排水性

エクセルソイルは土壌の三相分布を理想的な状態（固相：液相：気相＝１：１：１）に調整することに成功しました。特に確保が難しい気相が圧倒的量確保でき、充填時の物理性を長期間維持し、優れた保水性と排水性を保有し、健全な根張りが確保されます。

乾燥しても撥水しない

ピートモス主体の培土は、一度乾燥してしまうと水をはじいてしまう撥水現象がおこります。しかし、エクセルソイルは、特殊な物質（生物には無害）を少量混合することにより、乾燥状態でもスムーズに水が浸透します。

高い作業性

エクセルソイルは根鉢が崩れることがないので、若苗移植や機械での移植も可能です。また、根巻を待つ必要がないので、計画的な移植作業ができ、施設（発芽室・養生室・ハウス）の回転率も向上します。

エクセルソイルの固化メカニズム

エクセルソイルは特殊なポリエステル繊維を用いて成形・固化しています。繊維を使った特殊な成形方法により、培土素材はその特徴そのままに、固相・液相・気相のバランスよく、繊維の作り出す立体構造の中に絡め取られています。

エクセルソイルの歴史

エクセルソイルは、花・野菜・樹木の苗生産に利用されたのが始まりになります。形状は、ＰＰ製のセルトレイにエクセルソイルを充填したもので、容積は1セル分が５～５０ｃｃ程度になり、播種、挿木用の培地として使用されています。
近年、花苗・野菜苗業界では、歩留まりの向上と高品質化が求められています。さらに、コスト要求にも応えなくてはならないため、ポットへの移植作業は徐々に機械化が進んでいます。機械での移植作業は、根鉢が固まって安定した状態でないと作業がスムーズに行われないので、培土の固化が必須になります。
このような要求に対して、エクセルソイルは培土素材本来の特徴を維持しつつ、しっかりと成形固化されているということから、各種の花苗・野菜苗の栽培に採用されています。

エクセルソイルで育苗したトマト苗
トレイから取り出しても根鉢部分が崩れることがない

エクセルソイルの特性

現在では、自然環境下での飛散・流出がない固化されていることの利点を生かし、建物の緑化にも利用されています。元々、植物苗の生産用の培土の為、エクセルソイルは植物を選びません。それ以外にもたくさんの特性があります。

●保水性・透水性に優れている。
●形状が安定している。
●少ない支持体で垂直に展開が可能。
●屋上や平面にも容易に固定できる。
●土が空気に触れるので、植物の根が健全に育つ。
●土の表面からの気化熱によって、夏場の土の温度が上がりにくい。

これらの特性は、壁面緑化や屋上緑化に非常に適した素材であります。

エクセルキューブ　苗

商品一覧

■ご購入方法

・エクセルトレイにて1回目のみトレイ込みでご購入頂き、2回目以降は充填してお渡しする巡回方式

・使い捨てトレイにてトレイ代込みでご購入頂くワンウェイ方式

■キューブの穴について

エクセルソイルについて

エクセルソイルは様々な用途に活用されています

エクセルソイルは高い作業性と優れた栽培性を特徴とする環境にやさしい培土です。エクセルソイルは天然系土壌を主原料に、成形・固化した植物培養土で、通気性、保水性、排水性に優れています。

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